Q&A

Q ヨーガ心理セラピーとは何ですか?

 ヨガの心理学をもとに、1対1のカウンセリングを通して心の問題を解決するセラピーです。カウンセリングの中でポーズの練習は行いませんが、治療の過程でヨガのポーズや瞑想を行うこともあります。心の問題の多くは、ご自身の固定された悲観的な思考を何度も繰り返すことによって起こります。こういった問題を改善するには、違った視点で問題を見ること、違った価値観を持つことが非常に大切です。こういった視点をカウンセリングを通して養っていきます。

Q カウンセリングは何回受ける必要がありますか?

 こちらで特に回数は設定しておりません。1回のカウンセリングで心の問題を劇的に改善される方もいらっしゃいます。ですが、多くの場合、日常の自分の心のクセに気づき、少しづつその傾向を変えていく必要があります。カウンセリングでお話しているのは、その心との向き合い方です。クライアント様自身が日常の中で心の問題を改善していく努力は必要です。また、定期的に心理学の講座や思考の動きを止める瞑想講座などを開催していますので、講座にご参加いただきご自身の心について学んでいただくことで心との付き合い方がうまくできるようになるでしょう。

Q ヨーガ心理セラピーの目的は何ですか?

 ご自分の心とうまく付き合うことです。ヨーガ心理学には心は自分そのものではなく、自分の友人であるという考え方があります。あなたがもし怒りや不安、嫉妬などで苦しんでいるとすれば、心はあなたに敵対していて、上手な関係性が築けていないということになります。そうではなく、心はあなたを癒し、あなたが何か目標を実現したいと思えばそれを手助けする親友のような関係を築かなくてはなりません。このように、心と良好な関係を築いていくことがヨーガ心理セラピーの目的です。

Q 家族やパートナーのかんしゃくや暴力(暴言)に悩んでいます。問題は相手にあると思うのですが、相談できますか?

 はい、もちろん大丈夫です。こういったかんしゃくや暴力(暴言)は本人が「受容される場所」を求めて起きる場合があります。一般的には子供の頃に我がままを言ったり問題をおこしたりして親を困らせ、それでも親は自分を見離さず受け入れてくれることで、自分がありのままでいても許される安心できる場所を作ります。このような「受容される場所」は心の平安にとても密接に関わってきます。しかし、ご家庭の事情などで子供の頃この「受容される場所」を築けない場合、それは大人になっても持ち越されることがあるのです。ですから、こういったかんしゃくや暴力(暴言)を改善するには、頭ごなしに拒否するのではなく、いったんそれを受け入れ、「受容される場所」を作ってあげる必要があります。しかし、これは大変難しい問題です。小さな子供が親に対してこのようなことをするなら受容することもできますが、大人が大人に対して行う場合、受け入れることは大変困難だからです。ですから、こういった問題はそれを受け入れるご家族やパートナーのカウンセリングの方が重要である場合があります。もちろんこれは一つのケースですので、カウンセリングによって問題を明確にする必要はあります。

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